2015年07月08日

コントローラーの搭載、配線、配管

 機械づくりにおいて、機械的なメカ部分の製作に比べ配線、配管作業の占める割合は案外多い。電気自動車に造りにおいてもこのことはあてはまる。見かけ上、ダイナミックな変化は少ないがやたらと時間がかかる。1990年代の車でこの始末である。車の電装化比率が高まっている今日ではなおのことであろう。配線図も満足にそろわない中での作業だ。まるで、推理小説を読んでいるかのようだ。

IMG_4791_2500.jpg
モーターの出力軸の反対側にパワステポンプを取り付ける。ほぼ 設計通りだ!ヨッシャ!
しかし パワステオイルを充填すると配管からポタポタとオイルが漏れてくる。高圧ホースの接続は結構難しい。

IMG_5001_2500.jpg
こちらは、オートマチックトランスミッション用オイルのクーラーの取り付け。エンジンオイルクーラーを変装した。これまたATFを注ぐとポタポタとオイル漏れがする。オートマ本体のオイルパンのねじを増し締めして漏れはおさまった。

IMG_4805_2500.jpg
コントローラーを搭載するラックの製作。コントローラーが重たいのでかなりしっかりとしたものが求められる。

IMG_4996_2500.jpg
コントローラーボックスの搭載と配線。ちょっとダサいかな。まあ こんなもんでしょう。

IMG_4811_2500.jpg
アクセルリンクの取り付け。この不思議なリンク機構で、減速機のキックダウンとアクセルの開度調整を行う。少しストロークが足りないのでリンクを延長する。めちゃダサい。

IMG_4998_2500.jpg
アクセルボリュームの取り付けとブレーキアシスト用真空タンク、真空ポンプの取り付け、配管。エンジンの負圧がなくなるのでこんな大げさなポンプとタンクが必要になる。これがないと、ブレーキの効きが極端に悪くなる。改造自動車でもっとも大切なのは安全性の確保である。

IMG_4996_2500.jpg
車載信号をとりこむ。ベンツはエンジンルームとコンパートメントが完全に分離されており配線を引き込むのに結構苦労した。

IMG_4986_2500.jpg
室内パネルの製作。各種アラームや、燃料計(電圧計)、電流計、真空圧計などをはめ込んでいく。液晶パネル全盛の時代にあまりにもダサい。もっとましな表示板はないのか。

後は もう一つの山場、バッテリーの搭載、配線である。完成までもう少しだ。梅雨時の蒸し暑さの中、汗がにじむ。


posted by kogame3 at 10:22| Comment(0) | 改造電気自動車W140

2015年05月23日

モーターの搭載

 モーターも国の省エネの規制をうけ、低電流で高トルクが求められいる。しかし、直径が大きくなり重量も増す。車載用モーターにとってみればちっとも省エネではない。昨年降ろしたエンジンより重量的に大きくオーバーしてしまい、車検が果たしてとおるのかという不安が増す。自動車検査法人に出向きいろいろ相談する。若い審査官が親切に対応してくださった。かつての「お上」という印象はない。重量の問題はなんとかクリアーできそうだということで 満を侍して早速モーターの実車への搭載を行う。改造電気自動車作業のハイライトでもある。

IMG_4386_1600.jpg
巨大化してしまったモーター。なんと340kgfもある。Max57kw トルクは300Nm。

IMG_4385_1600.jpg
減速機取り付けプレートとカップリング。やっぱり巨大である。

IMG_4690_1600.jpg
まずは、モーターにプレートを取り付け、カップリングをはめる。そして減速機への接続用板ばねカップリングを取り付ける。ベンツS500のカップリングはM10のボルト8本で取り付けられている。なんと一穴だけピッチ円上にない。部品の表裏を間違わないための施策だろうが、まあ日本人はこんな設計しない。無視してどんどん仕事を進める。

IMG_4719_1600.jpg
モーターとオートマチックトランスミッションを結合する。ボルトの位置もぴったしだ。芯出しもスムーズに進み、これでOK!!

IMG_4738_1600.jpg
このまんま車体本体にほうりこむことにする。単管で組んだ矢倉がまた活躍する。2本のチェーンブロッコで角度を調整しなから注意深く吊っていく。400kgfを超える重量に単管がたわむ。今日ばっかりは3人がかりだ。師匠と助っ人がはせ参じてくださった。

IMG_4753_1600.jpg
車を引きずり出し、減速機を少し降ろし、また車を引きずりだし、、、これの繰り返しで奥まで挿入する。

IMG_4775_1600.jpg
なんとか定位置まで入った。

IMG_4779_1600.jpg
既存のエンジンマウントにモーターの取り付け金具がぴったり収まる。マウント取り付けネジがハマることを確認して作業終了。ドンピシャと決まった。設計通りだ。当たり前だけどうれしい。

IMG_4783_1600.jpg
ずっしりと決まったモーターマウント。なんだか低重心でかっこいい。巨大なモーターが小さく見えてしまうから不思議だ。今日でひと山越えた感じ。みなさんお疲れさまでした。
posted by kogame3 at 20:43| Comment(0) | 改造電気自動車W140

2015年04月11日

ものづくりは楽し

 電気自動車用モーターの到着をまえに加工室の準備を進めた。まずは、ボール盤をゲットした。
IMG_4372_1600.jpg
MADE IN CHINAの安物だが、最低限の穴あけはできる。電気ドリルよりはずーとましだ。

IMG_4375_1600.jpg
石定盤にするため裏庭で土に埋まっていた御影石を掘り出し綺麗に掃除をした。平面度は0.1mm以上はありそうだ。これで十分だ。

IMG_4380_1600.jpg
ネットでゲットした600mm級のハイトゲージ。モノを測ることがモノづくりすべての始まりだ。

IMG_4378_1600.jpg
パワステポンプの取付板を作成し、プリーへの穴開けをした。久しぶりの機械加工に熱中してしまった。モノづくりはいと楽し。

posted by kogame3 at 13:58| Comment(0) | 改造電気自動車W140