2015年01月15日

オートマチックミッションのオーバーホール

今日は 久々に師匠が来てくれて、ベンツのオートマチックミッションのオーバーホールをすることになった。電気自動車でオートマチックミッションを使うことにはエネルギーロスの関係上賛否があるが、メルセデスベンツの場合これしか選択肢がない。この作業は、久しぶりに精密機械らいしい光景であった。今回は、機械式前進4速のオートマチックミッションである。現在主流の電子制御ではないためいろいろと面白い機構が見られる。

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バルブボディーをサクサクと分解する。

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なんで こんな迷路のような溝加工が必要なのかわからないがとにかく複雑だ。

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トルクコンバーターをはずし、前からの部品をどんどん外す。軸の周りに遊星歯車機構が少し見える。この軸がなかなか抜けない、、、。

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やっと抜けた軸。すり減ったクラッチ版が見える。こいつを交換することがオーバーホールの最大の目的だ。

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centrifugal governor(遠心ガバナー)という部品。主軸からヘリカルギアで回転を直角に取り出す。その遠心力で先端のアームが開き、軸中空内部のピストンンを動かす。それで油圧経路を切り替え、変速を行う。

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アーム部分の拡大。なんとも不思議な部品だ。でも 機械式オートマチックならではの部品だ。電子制御と比べ壊れにくく信頼性が高い。(らしい。)

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倉庫を改装してつくった作業場。なんだか、楽しい。
posted by kogame3 at 19:57| Comment(0) | 改造電気自動車W140
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